避難所運営

防災
08 /25 2013
防災士養成講座が開かれています。

講義の中に『避難所運営 シュミレーション』があり
お手伝いできることがあれば・・・・と参加してきました。

・災害発生 (地震震度6強) 建物倒壊 火災発生 
・倒壊家屋 火災延焼の危険性のある地域からの避難が始まった。
・避難所 小・中学校校舎とする。
・休校日で学校職員はいない。
・避難所運営マニュアルは策定されているけれど運営委員は一部しか到着していない。
・避難者が続々到着し、状況などから速やかに収容する必要がある。

これらを踏まえて
体育館に避難者の収容方法を考えていきます。

いきなり体育館に好きな場所に入ってもらう?
それでは困りますので、体育館の図面を見てもらい何が必要か考えてもらいます
『通路』これが必要であると皆さん分かっておられました。(さすがですね)

通路は体育館の中にどのように決めますか?
幅はどのくらいと想定しますか?
縦一本、十字、細かく張り巡らせるなど、いろいろな意見がある中、避難者が到着します。

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(廃棄処分の体育館図頂いてきました)


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(学校の中。教室や会議室などのカードと避難者カード)
このカードを図面の上に置いていき、収容の仕方を考えます。

2013-08-24c.jpg
(学校内部のカード 一部です)

最初は、1人家族・2人家族・3人家族・4人家族
高齢者(寝たきり)・乳児連れ (幼児あり) ペット連れ(小型犬一緒にいたい)
など、いろいろなパターンで避難者がやって来ます。

2013-08-24d.jpg
(最初に避難すると想定した避難者カードです)

最初のグループは体育館のスペースもありますから、対応しやすいようですが、グループ内の意見がなかなか一致しない所もありました。

次々と避難者はやって来ます。
インフルエンザ疑い家族、頭部負傷幼児、3世代家族、重傷負傷者、外国人居住者、車いす利用障がい者(本当にさまざまなパターンです)


体育館の中に入ってもらうのか、教室に入ってもらうのか…皆さん悩みます。

時間経過とともにさらに避難者はやって来ます。
企業独身寮生、観光バスなど大人数の避難者そしてクレーマーも・・・・
人数は200人近くになるでしょうか…

さぁどうしましょう。
体育館の図面が次々と避難者カードで埋まってしまいます。
入れるスペースは、もう無いように見えます。

力の強そうな人、大きな声で脅し我を通そうとする人が有利になるのではないか
避難所を運営することの難しさを、参加された皆さん感じていたのではないでしょうか

そういう私も感じました。
要援護者はもちろん、ペット(小型犬・大型犬・猫・カメ・ウサギなど)をどう扱うか、
誰もが少しでも気持ちよく過ごせる避難所はどうあるべきか、
避難所生活が1~2日なら我慢できることも、長丁場になるといったいどうなるの?

マニュアルがすでにあっても、災害時どのような条件になるかは不透明です。

防災の担当者、一般地域住民、健常な人、災害弱者など様々な人が協力して避難所を開設し、円滑に運営できるようになるには・・・・・?

円滑に運営…難しいですね。
こういうシュミレーションに参加できたら少しでも意見を発すること、そして他人の意見に耳を傾ける事が(災害時に限った事ではありませんが)特に大切ではないかと感じました。
数学の答えのような正解はありません。でも議論の中に円滑な運営のヒントが隠れているような気がします。

機会があれば何度でもシュミレーションを体験してみたいと思いました。


※『避難所運営シュミレーション』はNPO法人 都市防災研究会が推進している地域減災のための手法です。


我が家にもペットはいます。
2013-08-24f.jpg
写真を撮ろうとすると、入ってきます。
今は笑って「邪魔だよー」と言えますが・・・・。

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コメント

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備えあれば・・・

お疲れ様でした~。

避難者カードは綿密に分けられていますね。
素人考えではありますが、各町内別の区分けは無いのでしょうか?有る程度町内住民のチェックが容易でないか?と・・・避難所の立地状況にもよりますが。。

Re: 備えあれば・・・

心身さん
今回のカードには町内は記載されていませんでした。

カードの中には、帰宅困難者や観光バスの乗客などもありましたので
前提は同じ地域だと考えてもいいように思います。

このシュミレーションを実行している人々が同じ地域の方で固められていましたので
ある程度はこの体育館はあそこの中学校とか近くの小学校とかイメージされていたかもしれません。

漠然とした設定のシュミレーションですが重ねることで
自分の中の力に変えられるといいなと思います。

san .i

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山登りなどの自然との触れ合い。
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