楽天家

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あの山の真ん中にお日様が来ると“お昼”
その横のくぼみにお日様が来ると“3時”
こう話してくれる高齢の女性

独居の男性が早めに電気をつけるのは
隣人に自分が元気で今日も暮らせたよというサインです。
お隣に住む人は台所に立ちながら
「あっ電気がついた、Aさん今日も元気だな~、よかった~」と安心する。

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これがこの地域の姿
町中ではなくなってしまった近所付き合いが残る集落です。

防災訓練の災害図上訓練(DIG)が開かれました。
山間のこの地域では、土砂崩れ、土石流、地滑りなどを想定して
どこに、どのルートを取って避難するかと図上で考えるのです。

訓練が進むと

逃げるところが無い。
あんたの所は台所が安全だよ
ハザードマップが正解なら神社だな~
小学校は遠いし避難所が近くにないな
こんな意見が出てきます。
全部危険地帯だよ

そういう場所だと分かっているから、隣近所で助け合い、励ましあいながら暮らしている。

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緑が濃く森林浴がいたるところでできて
マイナスイオンが溢れる地域
自然が豊かだという表現はとてもきれいだけれど
災害とどう向き合いながら暮らすのかという厳しい現実がそこにある。

この地域の問題点を考えている時40代の男性がつぶやいた。

「この地域で暮らしていても何とかなると考えている
俺の楽天家が問題だという事だな」
この言葉に周りの人が笑い出す、重苦しい空気が和らいだ・・・

聞いている私まで何とかなるんじゃない?と思ってしまった。
少し楽天的になるのは悪いことじゃないそんな気がしています。
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